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タマンアユン寺院

 
タマンアユン寺院

バリ島がいくつかの大国に分かれていた頃、メングイにも一つの大国がありました。その大国が昔作った寺院を「タマンアユン」と言います。
この寺院はバリで三番目に大きな寺院ですが、他の寺院にない特徴があります。
それはバリの寺院としては珍しく水のある堀に囲まれていることです。
寺院の正面に、山を二つに割った形の門がありますが、これを「チャンディブンタル」と言います。
門が割れた形をしているところから「割れ門」と言います。
正面の割れ門を入りますと、直ぐ右側に鳥の軍鶏を戦わせる闘鶏の場所とダンスを踊るための舞台があります。その後もう一つ「割れ門」があって、そこを通過すると「バレ・クルクル」という名の金のタワーがあります。
そして更に奥には人が通り抜けることができる木のドアのついた門がありますが、実際には割れた形をしていません。これを「チャンディクルン」と言います。
そして、この門の奥に神様を奉る、一番大事な「ジョルワン」と呼ばれる場所があります。
そこには日本の五重塔を小さくしたようなタワーがL字型に並んでいます。
私たちはこのタワーを「メルー」と呼んでいます。屋根が11層のタワーが4つ、9層のタワーが2つ、7層が1つ、5層が1つ、3層が1つと全部で9つのタワーがあります。
どのタワーも奇数の層でできていますが、これらが「メルー」と呼ばれるものです。
全てヒンドゥーの神のためのものです。その他に2層のタワーと1層のタワーが一つずつありますが、これは代々の王様や村長の魂を奉っている物で「メルー」ではありません。
更に、西側に5つ、小さな塔がありますが、これは「バレ」と呼ばれるもので、儀式のときにお供えをするところです。メルーの高さは神様の位に応じたもので、位の高い神様ほど背の高いメルーにおります。

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